社会人ジャニオタ金銭管理アンケート結果①
4月から社会人になり、ちゃんと貯金をしなきゃ...。
でも、一人暮らししたい!現場も行きたい!自担にお金も払いたい!!!
と、欲に任せるといくらお金があっても足りない...。
ジャニオタの先輩方はどうしているんだろう?ご教授いただきたい...!
という友人との会話から始まったアンケート
100件くらいの回答が集まったらいいなと思っていたら、
有り難いことに219件の回答を頂きました。
自宅待機で暇を持て余していただけの一個人のアンケートにお付き合いいただき本当にありがとうございます!!
初めてのアンケートかつ、Excelもほぼ使ったことがなく(意識の低い新卒)
至らない点ばかりかと思いますが、簡単に結果をまとめさせていただきました。
もちろんアンケートの正確性を求めるものではないので、ふーん。というくらいに一緒に楽しんでもらえると嬉しいです。
アンケート期間:4月27日~5月6日
方法:Googleフォームを利用
回答数:219件
必須回答:7問(選択式)
任意回答:2問(記述式)
目的:居住形態による貯金額や現場数に差があるのかを調べる。
質問内容:
長くなりそうなので、早速サクサク進めていきたいと思います。
Q1.あなたの居住形態を教えてください。
アンケートに回答してくださった219人の方の内訳になる。
居住形態による違いが知ることを目的としているため、今回のアンケートの分母となる部分である。
その他の回答としては、「平日一人暮らし、休日実家に帰省」、「既婚 家あり」の2件があった。平日一人暮らしで休日に実家に帰省してるのめっちゃ理想形…!
今回のアンケートの目的はあくまでも居住形態による違いをみたいというものなので、Q2以降は「実家暮らし」「一人暮らし」「ルームシェア・同棲・その他」の3セクションに分けて集計を行っている。
(「その他」の詳細をみたら、「ルームシェア・同棲」のセクションじゃなかったかなと思ったのですが集計が面倒なので気にしないことにします。)
また、基本的には回答が多く集まった「実家暮らし」と「一人暮らし」の2つに重きを置いて考えていくこととする。
Q2.あなたは社会人生活何年目ですか?
「社会人生活が長くなったら、一人暮らしをする人が増えるのではないか。」という予想をもとに、何年目くらいから一人暮らしができるのか分かればいいな、という思いで行った質問だったが、全ての居住形態でほとんど結果は変わらなかった。
多少の誤差はあれ、全ての居住形態で割合がほとんど変わらないということは、予想とは異なり、社会人になって最初の居住形態を何年経っても続けている人が多いということになる。
Q3.あなたが払っている家賃(実家に入れている金額)はいくらですか?
他の質問は3つのセクションで回答の選択肢を統一したが、
・実家暮らしには「入れていない」という選択があるだろうこと
・現在実家暮らしの私が親との交渉材料にしたい
という考えから邪道なのは百も承知で、実家暮らしだけ選択肢を細かくさせてもらった。(言い訳をすると、こんなに多くの方に協力してもらえると思わなかったんです。すみません…。)
というわけで、まず実家暮らしから。
親「皆5万くらい入れてる!」
私「!?絶対そんなに入れてないやろ!」
と言い合いしていた私、この結果だけで今回のアンケート既に大満足でございます。皆さんありがとうございました。
この結果をもって親に交渉しに行きたいと思います。
私の都合はさておき、実家から出たら少なからず大きな出費になる家賃というお金が30%近くタダで済んでいるのはかなり大きい気がする。
なにより、実家にいたらここには家賃だけではなく食費や水道光熱費も含まれている。
実家暮らしの約95%の人が給料から5万円以下で、約30%の人はタダで家賃・食費・水道光熱費が賄われているのは、なんだかんだでお金がかかるオタクにとってかなり大きなアドバンテージではないだろうか。
では、実家から出たらどのくらいかかるのか。
アンケートの際には、自分で払っている金額という限定を行うために、会社負担が負担してくれる手当などは抜くように注意書きを行った。
一人暮らしでは60%近くが社会人生活5年目までの方が回答してくださったということもあり、半数が5万円以下の負担だった。もう少し細かく分ければ良かったと反省している部分でもある。
ルームシェア・同棲した場合の家賃は折半だろうから、一人暮らしより広い部屋を借りるとしても割安になるかなと考えていたが、予想よりも高くついているように思う。(私の職場はルームシェアの場合も世帯主扱いで手当てが出るから、もしかしたらルームシェア・同棲相手と2人とも手当がもらえることになるかなとも思った)
しかし、これはQ2で社会人生活の年数が実家暮らしと一人暮らしよりも長い方に割れていた結果の流れから思えば取り立てるほどの疑問ではないのではないだろうか。
ちなみにオタクとか関係なく調べたところによると、家賃は手取りの三分の一までに抑えるべきだそう。
Q4.家賃とは別に毎月かかる金額いくらですか?
ここでは生活するうえで削ることの難しいだろう金額というイメージで尋ねた。アンケートではイメージを共有するため「水道光熱費、通信費、食費、奨学金返済など、毎月ほぼ固定でかかる金額」と具体例を入れた文章も補足して尋ねている。
Q3.から引き継ぐことになるが、実家暮らしは水道光熱費や食費がかからないためこの項目の差もかなり大きかった。
実家だと3万円以下で済ませられる人が約40%いるのに対し、一人暮らしでは10%ほどと30%近くの差が開く。
また、10万円以上かかると答えた人たちも実家暮らしでは5%ほどに対して、一人暮らしでは約15%存在した。
唯一「3万円以上~6万円程度」がすべての居住形態で近しい割合になったが、それぞれの分布をみると、実家では余裕をもって生活してもこの金額しかかからないのに対して、一人暮らしではこの金額に抑えようと努力が必要になるのではないかという気がする。
Q5.1年間でどれくらいコンサートや舞台に足を運びますか?
これまで、どうしても生活費として削れない金額に差が開くのを見てきた。
では、この金額の差は、仕事を頑張るうえでのご褒美の一つである現場数にはどのくらい影響が出てくるのか。
社会人になったらやっぱり時間の都合がつかなくなったりして現場に行きづらくなるのかなと思ってこの選択肢にしたのだが、全然そんなことなかった。ふたを開けてみると、30%以上の人が平均月2回以上のペースで現場に行っているという結果…!!!
学生時代に比べたら減ったよという方もいるのかもしれないけれど、個人的には勇気が出ました、ありがとうございます。
そして、肝心の居住形態による差異。これがまさかのほとんどない。
「26公演以上」と答えた割合が実家暮らしの人に一番多かったのは間違いなく、分母が大きく異なったアンケートである誤差とするには大きいかもしれないが、全体的な割合の分かれ方としては予想よりも違いが少ない印象である。
強いて気になった点を挙げるとするならば、この多少ともなり存在する誤差が6~25公演からなる4つの中間層の選択肢にぶれたわけではなかったことだろうか(この4つを足したとき実家暮らし、一人暮らし共に約45%)。
一番小さい選択肢である「0~5公演」と一番大きい選択肢である「26公演以上」の2つの間で二極化する形で誤差が生じる結果となっていた。
Q6.1年でオタ活にいくらほど使いますか?
もう少し広いアバウトな形でのアンケートもとってみた。今回、オタ活費用は「コンサートや舞台などの現場、CD、円盤、グッズ代、雑誌代はもちろん、遠征費にかかる交通費やホテル代などもすべて含めるもの」と定義し、アンケート上でも補足してある。
実家暮らしのグラフが綺麗に等分されているのに対して、一人暮らしとルームシェア・同棲では60万円未満の選択肢に多く集まったことが分かる。
現場数よりも顕著な差が出たことから、現場を減らすのは最終手段。
実家暮らし以外の人はチケット代ではなく、それ以外のオタ活費を節約している人が多いことが予想できる。
推しに会える現場を減らすのは最終手段という気持ちよく分かります。
Q7.1ヵ月にいくら貯金をしていますか?
ではこのオタ活費用は、どのくらいの余裕をもったうえで出てきているものなのか。1ヵ月に貯金をどのくらいしているのかということからみていきたい。
一人暮らしでは6万円以下を90%以上が占めた。
実家暮らしでも6万円以下が多数を占めることには変わりないが、一人暮らしのグラフではほとんど見られなかったそれ以上の割合も15%程度存在する。
ちなみに、それ以上を選んだ人の中から少なく見積もり仮に月7万円を貯金し続けるとする。すると年間では84万円貯まる。
これは三井住友銀行が19~35歳男女6,263人に調査したアンケートの結果でも上位25%にはなる額だ。
一人暮らしでは努力しても不可能に近い額も、実家暮らしであれば、親の協力や努力次第でジャニオタをしながらでも人並み以上の額を貯めることが15%近くもできる。
また、その他の回答としては、
・ボーナスのみ貯金
・金額は決めずに余った額は全額
という回答が多かった。
そして、全ての居住形態で一定層ある貯金をしていない割合。貯金ができたことがない私としては安心のような不安のような...。
余談だが、理想としては手取り額の1~2割を貯めるのがいいと聞いたことがある。
Q8.何を目的にした貯金ですか?
私が貯金できないタイプ(したいのに何故か全部使っちゃう())で、他の人がなにをモチベーションに貯金しているのかが分からなかったため、ここは自由記載にさせてもらった。自由記載のものを簡潔にまとめた結果がこれだ。(複数回答あり)
将来と老後で分けたのは、「結婚資金」や「将来の引っ越し費用」などがあったからである。
老後も将来には変わりないが、中期的な将来のためのものと、老後まで引き落とさない意思のあるものを1つにまとめるのは違うのでは。と思ったので今回は分けさせてもらった。
「オタ活費用」が「緊急時用」の割合を超えているのはジャニオタへのアンケートならではである。
ただ、これは次のQ9の回答を読んだ印象になるのだが、具体的にあがっていたアドバイスとしての目的は「病気やケガなどの緊急時用は少なくとも残しておくべき」というものが多かった。
「その他」には、「担タレ」という羨ましいものや「投資」というハイレベルなものまで。
貯金する気はあるのに何故か貯まらない私と似たタイプの方は一緒に参考にして頑張りましょう。
さて、ここまで読んでくれた方ありがとうございます!!!!!
お疲れ様です!!!!!!!!
ここまでWordの下書きで12ページ目(恐怖)
グラフが多いからで文字数はそんなにないことが救いです。
素朴な疑問が一つでも解消できるものとして共有できていたら嬉しいです。
Q9.新社会人へのアドバイスやその居住形態の良いところ・悪いところ、自担のアピールまで!誰かに伝えたいことがありましたら教えてください。
ですが、自由記載にしたらほとんど集まらないと思っていたら103件もの回答を頂きました。ありがとうございます!!!!
しかも、たくさん書いてくださった方が多く、
ジャニオタの文章って読むの楽しいし、数字よりも文章のほうが分かりやすいのでは?
ということで、アドバイスや自担のアピールを自由に綴っていただいた回答すべてを掲載させていただくことにしました。
ただ、わたしが一言もはさまずにコピペをしても余裕の1万字越え。
ということで、さすがに長すぎるので、次のブログに移行せていただきたいと思います。
経験談や具体的な貯金方法などのアドバイス、自担のオススメなど。
お時間ある方はぜひ読んでみてください!