ハッピーエンド厨による『簡単なお仕事です。に応募してみた』
『簡単なお仕事です。に応募してみた』
最終回おめでとうございます!!!
モモくん、サルサ、トリハダ、ワンちゃんの顔がいいことに目がくらみ、考察なんて全くできないハッピーエンド厨の私が、勝手かつ安易な前提を置き、ツッコみどころ満載の飛躍した考えで最終回後の4人をハッピーエンドにするためだけのブログです。
考察ではありません!できないので!!!!!
根拠1割、妄想9割の『ご都合主義』です!!
ネタばれも含むので、ぜひ最終回を見ていない人は、どんなに暇でもブラウザバックでお願いします。
以下、もちろん個人的な解釈です。
第一に、最終回を見たうえで、
以下の4点を前提におくことができたとして考えていきたいと思います。
【前提】
①モモくん、サルサ、トリハダ、ワンちゃんの4人(以下桃太郎組)は生きている
(最終回最初のPCデスクトップにあるファイル名「They are alive」より)
②VTuberとして動画をアップしているのは、最後にカメラを拾った男の子たち
③ソケットニュースというサイトを運営しているのは桃太郎組の4人
(・注目記事がこれまでしてきた仕事に関連している。
・「肉の吉美」についての記事
④最終回に出てくるパソコン画面は、カメラを拾いアップした男の子たちでも、桃太郎組のパソコンでもない、ネットサーフィンで動画とソケットニュースというサイトを偶然見ているモブのパソコン
(・繋げたら「They are alive」という一文になる「THE」「YAR」「EAL」「IVE」という4つのファイル名はそれぞれでは成り立たない。
・桃太郎組のPCだとしたら「They」という一人称はおかしい
・カメラを拾った男の子たちのPCだとしたらわざわざこんなファイル名を付ける必要がない)
⇒よって、「They are alive」はドラマ制作者から視聴者へのメタ的なメッセージ
したがって、前提①に置いた桃太郎組が生きているという前提条件はなにものにも揺るがないものとする
では、前提④のPC画面がたまたま動画とソケットニュースというサイトを見つけたモブのものだとした場合どう考えられるでしょうか。
動画サイトにアップされていた動画はドラマとは異なり、きちんと時系列順に番号がふられていました。おそらく、時系列順に最初から最後まで全てアップされたのだと考えられます。
遊び半分、学生ノリのような状態にもかかわらず、VTuberを作って動画をアップするほどの手の込みようをみせた男の子たち。
しかし、拾ってきた映像をアップしているだけで自分たちでは新しい動画を撮ることができません。
きっと男の子たちは、一気に動画をアップしたのではなくて、期間をあけながら#1~#10までアップしていったのではないでしょうか?
(VTuberまで作ったのに一気に動画をあげて一日でネタが切れるなんて私だったら嫌だ)
この場合、期間をあけながら#10までアップし終わっている状況で、#1の映像を見ているパソコンの持ち主であるモブは、
『急上昇ランキング1位』の動画だから見てみようかな?という簡単な気持ちでこの動画に偶然たどり着いただけで、決してネットサーフィンをよくする隠れた話題にも気づく情報通なタイプではない気がします。
そんなモブがソケットニュースというサイトを見ているとしたら…
そのサイトは決してマニアックなサイトではなく、ある程度大きなサイトだと仮定できませんか。
少なくとも見るのをためらうような怪しいヤバそうなサイトとか
知ってる人だけが知ってる裏サイトではない気がする...
「簡単なお仕事」だというモモくんの誘いに乗った3人には簡単でない願いがありました。
サルサは「両親が死んだあと二人で暮らす小学生の弟にさみしい思いをさせたくなくて、小学生から帰る時間には家にいてあげたい。せめて弟が成人するまでは面倒を見てあげたい。」
トリハダは「取り柄がない自分がいろいろな体験をネタにして小説家になることで自分という人間を誰かに認めてもらいたい。」
ワンちゃんは「借金を返済し、贅沢じゃなくていいから、せめて普通の人並みの暮らしに戻りたい。」
この願いは#1~#10まで決して変わっていない願いです。
決して簡単じゃないけれど、贅沢でもない三人のささやかな願い。
一方で、モモくんは願いに変化があります。
親友に騙されてお金を奪われた過去によって「人の悪い部分をカメラで撮ってやりたい」という悲しい願いからメンバーを募ったモモくんは、
サルサ、トリハダ、ワンちゃんと過ごしていくうちに「衝撃映像なんてどうだっていいだろ」と映像を買い取ってもらっている取引相手の大西さんに歯向かい、サルサ、トリハダ、ワンちゃんを助けに走る行動を起こします。
その結果に、
なにものにも揺るがない前提とおいた「モモくん、サルサ、トリハダ、ワンちゃんは生きている」ということ、
「VTuberとして動画をアップしているのは、最後にカメラを拾った男の子たち」という
モモくんが持っていたカメラに映らなかった未来があるとしたら...
桃太郎組はあの状況から助かったうえで、これまでの映像を捨てたことになる。
また、カメラを捨てデータも男の子たちに渡っている状況からモモくんと大西さんの関係が途切れるため、桃太郎組は全員がフリーターという状況になります。
そんな桃太郎組の4人がソケットニュースというサイトを一緒に立ち上げ、
広告収入という形で生活していたら…
そのサイトがあまりネットを触らない人でも立ち寄ることのあるくらいのサイトまで成長しているとしたら…
それは、弟に寂しい思いをさせたくないというサルサの願いも、
自分という存在が認められたいというトリハダの承認欲求も、
人並みの生活に戻りたいというワンちゃんの願いも
全て叶えられているのではないでしょうか。
モモくんの過去を乗り越えたうえで生まれた新しい願いは分からないけれど、
裏切られて疑い深かったモモくんが信頼し助けようとしたメンバーと今でも一緒にサイトを作る良い関係が続けられている現在が、
過去に囚われ映像を残していたときに比べて幸せであることは間違いない気がします。
よし!!!!ハッピーエンドだ!!!!!!!(あまりにも無理やり)
飛躍していることも百も承知の上でハッピーエンド!!!!
「簡単なお仕事」という言葉につられて集まったなにも考えてないだけにすらみえた男性たちの奥底にあった「簡単ではないささやかな願い」
私は全話を通して考察できる頭脳がないから全部の伏線を回収できてないし、なんならどこが伏線だったのかすら分かっていないところがあると思うけれど、
最終回でモモくん、サルサ、トリハダ、ワンちゃんのささやかでも内心を占める大きな想いを知ることができて良かったなと思いました。
ヤバ怖だけど、心温まるシーンもたくさんあって、とても面白いドラマだった!!!
『簡単なお仕事です。に応募してみた』素敵なドラマでした!!!!
私はこれから違う考察を探す旅にでます。
2019/09/24